マルチリージョン構成
DR 戦略で Pilot Light / Warm Standby / Multi-site Active を選択した場合、地理的に離れた複数の拠点にインフラを配置する必要があります。ここでは、各レイヤーをどう冗長化するかを学びます。
用語: このドキュメントでは「リージョン」はクラウドプロバイダーの地理的拠点を指します。オンプレミスでは「DR サイト」「遠隔拠点」に相当します。クラウドでは API 一つで別リージョンにインフラを構築できるため、マルチリージョン構成のハードルがオンプレミスに比べて大幅に低くなっています。
Active-Passive vs Active-Active
Active-Passive(Pilot Light / Warm Standby):
Region A (Primary): トラフィック 100% → [アプリ] → [DB Writer]
Region B (Standby): トラフィック 0% → [アプリ(最小 or 停止)] → [DB Reader]
↑ レプ リケーション
障害時: Region B をアクティブに → DNS 切替
Active-Active:
Region A: トラフィック 50% → [アプリ] → [DB Writer/Reader]
Region B: トラフィック 50% → [アプリ] → [DB Writer/Reader]
↑ 双方向レプリケーション
障害時: 片方のリージョンに全トラフィックを寄せる